ビンテージ ランプ KOEHLER MINER'S SAFETY LAMP No.209 / ケーラー 炭鉱用 セーフティランプ No.209 [AU11]
[紹介]
1930年代まで製造されていたアメリカのKOEHLER社製造の炭坑用ランプです。
炭坑用ランプといえばイギリスのカンブリアンランタンが有名ですが、こちらはアメリカ製のランプで通称「セーフティランプ」と呼ばれています。
電気が普及するより前に炭坑を安全に照らすために様々な工夫が施されたランプです。
炭坑では可燃性ガスが発生するため、炎の温度を下げるために金網を重ねて当てることで温度を下げるラジエーターのような方式を採用しています。
また、炭鉱夫は炎の大きさ(高さ)で炭坑内の酸素濃度を検知するために使用しており「「セーフティランプ」呼ばれる所以ですね。
開閉部分にはロックが施されており、マグネット(磁石)を利用して外すギミックも炭坑内で安全に作業するための工夫です。なお、マグネットに開閉は炭坑入口のメンテナンス担当者のみ可能だったようです。
灯らロウソク程度でさほど明るくはありませんが、
インダストリアルで武骨なデザインはビンテージ好きにはたまらないアイテムかと思います。
当時は燃料としてガソリンをしていたようですが、煤の少ないパラフィンオイルがおススメです。
[詳細]
・ブランド KOEHLER MANUFACTURE (ケーラー)
・モデル SAFETY LAMP N0.209
・製造 1920's or 1930's
・状態 USED
・燃料 灯油類・ホワイトガソリン
・材質 アルミ
・サイズ W:8cm H:26cm
[コンディション]
・内外装 経年による傷・凹みがあります
・イグナイター 着火確認済(パラフィンオイル注入済み)
・燃焼機関 着火確認済
・金網部分に錆がありますが使用には支障ございません